こどもがおかたづけできない…の僕なりの解決仕方
こどもが自分でおかたづけできないとストレスを感じますよね。
そこでパパの自分がためしてみて効果のあったものを紹介します。
参考になればうれしいです。
- スモールステップで進める
- 少しでもかたづけをしている瞬間をほめる
- かたづけしている姿を動画にとっておきあとでいっしょに見る
- かたづけしていないときは怒らずに伝える
- かたづけが早くできると得できる状況をつくる
- こどもに『かたづけできないね』とは言わない
- よる寝る前におかたづけできていたらほめる
- 『裏技』パパがかたづけちゃう(笑)
スモールステップで進める
こどもは自分から片付けをしようとは思いません。
最初は『このおもちゃ1つおもちゃ箱にいれられる?』と1つだけで挑戦させます。
そのときできたら大いにほめてあげてください。
このとき『おもちゃ箱に1つおかたづけできたね』と事実を伝えることが効果的です。
普段かたづけでほめられることのないこどもはとくにうれしい気持ちになります。
1つできるようになったら『1つできるようになったから今度は2つできる?』と少しずつ数を増やしていきます。
できたら『おもちゃ箱に2つおかたづけできたね』とまた事実を伝えてほめます。
地道な作業ですがこれから伝えるほかの方法と合わせると効果が高くなり、どんどんおかたづけをするようになります。
少しでもかたづけをしている瞬間をほめる
まえのスモールステップでおかたづけに少しずつなれさせたり、目の前で親がかたづけをしたり、いっしょにおかたづけをしたりしているといつかこどもが自分からおもちゃ箱にかたづけをする瞬間があると思います。
その瞬間をみつけたらすかさずほめます。
このときに
『自分からおかたづけできたね。』と事実を伝えるのとともに
『○○はじぶんでおかたづけできるんだね。』と、こどもの性格がかたづけができるかのように伝えます。
そうすることでこどもが少しづつ
『自分はおかたづけできるんだ』
と思うようになっていきます。
こども自身のセルフイメージがかわるとこどもはどんどん変わっていきます。
かたづけしている姿を動画にとっておきあとでいっしょに見る
子どもはなかなか自分の姿を客観的にとらえることができません。
そのため、かたづけをしている姿をみたときは動画にとっておくとよいです。
『○○が上手にかたづけしてるから動画にとっちゃおー』
などというと普段よりやる気を出してテキパキ片付けしている様子が撮れると思います(笑)
その動画をあとで二人でみながら
『自分からどんどんおかたづけしてるね』
『こんなにたくさんもっているよ』
『○○はおかたづけ上手だね』
と事実やこどもがおかたづけできると思えるような声をかけていきます。
そうするとこどもは自分のかたづけしている姿をみながら
『自分はおかたづけできるんだ』
と視覚的に感じることができます。
かたづけしていないときは怒らずに伝える
かたづけをしてほしいとついついかたづけをしていないことを怒ってしまいます。
しかし、こどもは親が関心をもってくれることを潜在的に求めているため、かたづけをしないときに怒っている=かまっているとこどもは逆にかたづけをしなくなることが多いです。
なのでかたづけをしないときは怒らずに伝え、かたづけをしているときにほめる=かまうような習慣ができてくるとこどもも
『おかたづけしているとママ、パパはみてくれるんだ。』
と感じるようになっていきます。
兄弟がいるならおかたづけしている子をほめて、かたづけをしていない子にはとくになにも言わないようにしていくと、かたづけをしていなかった子もかたづけをするようになります。
かたづけが早くできると得できる状況をつくる
寝る前のちょっとした時間などで
『今すぐかたづけ終わらせられたら絵本読めるよ。』
などおかたづけをすぐすると得できるような状況をつくります。
とくにおかたづけを毎日してほしい時間にすると効果的なので僕は寝る前にしています。
うちの子は戦いごっこが好きなので
『いまかたづけしたらパパと少し戦いごっこできるよ』
と伝えるとすごくがんばります(笑)
このとき砂時計など、視覚的に時間の経過がわかるものがあると子どももかたづけを早くしやすいです。
こどもに『かたづけできないね』とは言わない
『○○はおかたづけできないね』
『また今日もお部屋きたないね』
と怒っているときなど、ついつい言ってしまいがちですが子どもが
『自分はおかたづけできないんだ』
というセルフイメージをもってしまうとなかなかおかたづけができるようになりません。
むずがしいですがかたづけをしていないとき怒ったり、できないねと伝えることを減らし、かたづけしているときに注目してあげるとこどもはかたづけをするようになります。
よる寝る前におかたづけできていたらほめる
夜寝る前が一番じぶんの潜在意識を変えることができる時間だといわれています。
こどもと一緒にねるとき、今日できていたことや楽しかったことなどを3つ伝えるとこどもが明るい、楽しい気分で寝ることができて潜在意識にとてもよいです。
そのなかに
『今日じぶんからおかたづけできたね。うれしかったよ。ありがとう』
など、かたづけに関することもいれておくとこどもが潜在的に自分がかたづけできると思うようになります。
『裏技』パパがかたづけちゃう(笑)
いまかたづけしないとママの機嫌が…というときや
あと少しできていたら完ぺきにほめられるなというときなどに発動します(笑)
さっとかたづけをしてなかったことにしたり、こどもが自分がかたづけたと思えるようにかたづけを手伝います。
こどもがほめられる機会を増やし、こどもが怒られることを減らすことができるなら大人が手伝ったほうがよいこともたくさんあります。
以上が僕がこどもがおかたづけできるようになるために意識してかかわったことです。
男の子5歳と3歳の兄弟ですが今ではお兄ちゃんはてきぱきかたづけをするようになりました。
弟はまだたまにですがかたづけしているところをみたときはほめるとやる気マンマンになることもあります。
これからも少しづつできるようになっていくと思います。
参考になればうれしいです。